契約当日にキャンセルした事故物件

住宅購入

こんにちは。新潟県上越市在住の京谷奈緒美(きょうやなおみ)です。40代で3軒目の家づくり「楽して快適に暮らす」をテーマにブログを書いています。初めての方はこちらをご覧くださいhttps://kyoya.blog/2022/02/01/hello-world/

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ものすごく惹かれた事故物件がありました

事故物件とは過去に自殺、殺人事件、事故死、火災などが起こった物件だそうです。私は、生粋の怖がりな上、夜間にトイレに行きます。そして、困ったことに霊感がある方です。そんな怖がりな私ですら購入一歩手前まで行くほど魅力的な事故物件に出会いました。

1軒目の家を検討している時に見た物件です

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その家の土地は200坪ほど。家の面積は50坪ほど。家の価値がわからない20代(当時)の私ですら素晴らしい家だと思いました。家のあちこちには職人さんが工夫して作られた細工がしており、二間続きの和室には素晴らしい欄間彫刻がありました。広く長い縁側は日当たりが良く「ここで緑茶を飲みたい!」と思いました。

見学当時から妙な雰囲気を感じていました

これを言語化すると曖昧なさ表現になります。でも、なんだか嫌な感覚がしました。特に立派な欄間彫刻がある和室。けれど、その嫌な感覚を「気のせい」と思うことにしました。それほど魅力的な家なのです。おまけに信じられないほど安い!

一通り見てから不動産屋さんから「この家は30年前に敷地内で置物でおじいさんが自殺をしたことを教えてくれました。

30年前、敷地内の物置とはいえ自殺。おじいさんがそこまで追い詰められるほど辛いことがあったのでしょうか。悩んでいる私達夫婦に、不動産屋さんが「古い家は敷地内で亡くなることが多い」と説明してくれました。確かにそうです。現代のように病院で出産したり、亡くなることは少ないのですから。でも、自宅で死ぬのはあるけれど、自殺って・・・。

もやもやしましたが、その家を見た両親は「素晴らしい家」と太鼓判を押しました。銀行の中古住宅のローン審査も難なく通りました。条件が揃ってきました。家の購入は結婚のような勢いも必要です。

この家を買おう!暮らそう 

悩みましたが決めました。欄間彫刻のある和室のことは気にしないようにしよう。初めてのマイホーム。契約の日にちも決まり心弾みました。

契約当日の朝不動産屋さんから1本の電話が

電話の内容は、昨日よく調べたらあの家は、

20年前におじいさんの息子が同じ場所で自殺。

その10年後にお嫁さんが家の中で吐血をして謎の病死をした。

そう話すのです。30年前の自殺でも躊躇した私にとって20年前、10年前の出来事はつい最近のように感じました。

しかも、10年ごとに!!

不動産屋さんは「こんな内容ですが、めげずにお願いします」と話しました。

この内容で私達夫婦はめげてしまいました。逆にめげない人はいるのか?「よし、わかったよ!契約するよ!」とポジティブに捉える人はいるのでしょうか。いないさ。いない!!

お嫁さんの亡くなった場所は聞いてないけれど、多分あの欄間がある和室じゃないか。そんな疑惑と妄想が広がりました。

悩んだ末に契約中止に

素晴らしい家ですが、決め手は夜にトイレが行けなくなることでした。それでも、未練タラタラでしたが銀行員さんが「ご商売する人は運気が良い家の方が良いと思います」と話してくれました。運気が良い家の定義は分かりませんが、少なくとも3人亡くなった家は違うと思いました。

事故物件は相場よりお得なので、気にしない人もいると思います。これからは一人暮らしの高齢者が多いので孤独死が増えているそうです。今は珍しい物件かもしれませんが数年後は事故物件は身近なものになるかもしれません。

私の場合は運気、嫌な気配、夜中のトイレが決め手でやめました。今、住んでいる家は怖いところがないので、夜中でも安心してトイレに行けます(笑)

次回は1軒目の家を購入したことについて更新します。

週に6日アメブロでブログを更新しています。https://ameblo.jp/risora/

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